3分で分かる株とFXの違い

株とFXは同じ投資でも特徴が大きく違います。本記事では株とFXの違いを3分で分かるように、初心者の方に向けて解説。ざっくり株とFXの特徴を掴みたい方はぜひご覧ください。

投資と聞くと株やFXが思い浮かぶ人が多いと思いますが、株とFXの違いは何だと思いますか?

株とFXは同じ投資ですが、実は必要な資金や投資対象、金利の受領日まで大きく異なります。本記事では株とFXの違いについてご紹介します。

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株とFXの違い5つ

株とFXの違いは下記の5つです。

  1. 株とFXは資金が違う
  2. 株とFXはレバレッジが違う
  3. 株とFXは金利の受領日が違う
  4. 株とFXは投資対象が違う
  5. 株とFXは取引時間が違う

それでは一つ一つ詳しくみていきましょう。

株とFXは資金が違う

株とFXは、必要な資金が大きく異なります。株は最低でも数十万円の資金が必要ですが、FXは数千円から始めることが可能。ちなみに株の銘柄は20万円〜50万円で買えるものが全体の3割となっており、最低20万円あればさまざまな種類から銘柄を選ぶことができるでしょう。一方FXに関してはほとんどの通貨ペアが1万円あれば買えるものとなっており、必要資金も株とは大きく違います。

株とFXはレバレッジが違う

株とFXはレバレッジも大きく異なります。

レバレッジとは

最初に入金した証拠金を担保に、その何十倍もの資金を借りて大きな金額のトレードができる制度。株の場合は「信用取引」と呼ばれる。

株のレバレッジは最大3.3倍、FXのレバレジは最大5倍です。株の場合は信用取引のために少なくとも30万円の入金が必要ですが、FXの場合は投資金額にかかわらずレバレッジが可能となっています。

株とFXは金利の受領日が違う

株とFXは金利の受取日が異なります。株の場合は年に2回設けられており、FXの場合は毎日受け取ることが可能です。株の金利受領日は「権利確定日」と言い、金利差(配当金)を受け取ることができ、FXはスワップポイントと呼ばれる金利差を受け取ることができます。

株とFXは投資対象が違う

株とFXは投資対象も異なります。株の投資先は企業、FXの投資先は通貨です。株は基本的に日本国内の企業に対して投資をしますのでミクロ経済であると言え、FXは海外の通貨に対して投資をしますのでミクロ経済だと言えるでしょう。

株とFXは取引時間が違う

株とFXは取引時間も異なります。株の取引時間は9時〜15時(昼休みあり)FXは24時間取引が可能です。

もう一度、株とFXの違いをまとめておくと下記の表のようになります。

FX
資金 数十万円 数万円
レバレッジ 最大3.3万円 最大25倍
金利の受領日 年に2回 毎日
投資対象 企業 外貨
取引時間 9時〜15時 24時間

株とFXは資金から投資対象まで大きく違う

今回は株とFXの違いについて解説しました。初心者の方も、株とFXの違いについてご理解いただけたでしょうか。株とFXは必要資金から投資対象まで大きく異なります。予算や生活スタイルに合わせて最適なものを選んでみてください。

注意 : 株とFXへの投資は常にリスクが伴います。株やFXに投資をする際は自己責任において行っていただきますよう、お願いいたします。

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