お金をかける旅行も素敵ですが、お金をかけずに楽しむ旅行にも興味がありますよね?有名な観光地や豪華なホテルなどはどうしても値段がはってしまいますが、実は国内にはお金をかけずとも楽しめる観光地や宿泊施設がたくさんあるのです。
今回は、格安で楽しめる国内格安旅行を紹介します。誰もが耳にしたことのある有名都市から、ちょっと工夫すれば格安でたっぷり楽しめるスポットまで集めましたので、次の休暇の予定を立てる際に参考にしてください。
1.ホテルウィングインターナショナル苫小牧(北海道)
苫小牧は北海道中南部にある、自然豊かな街。北海道の中でも雪が少ない地域なので、雪に慣れていない人も旅行しやすいでしょう。風が強い地域でもあるので、夏は体感温度が低く過ごしやすいのも魅力です。
そんな苫小牧では、乗馬体験やテニス、サイクリングなどが楽しめるノーザンホースパークや特異な活火山である樽前山など、さまざまな観光スポットがあります。ぷらっとみなと市場では鮮魚や新鮮な野菜が並んでおり、敷地内にはホッキ貝博物館も。ロールカステラにハスカップのジャムを塗った「よいとまけ」は日本一食べづらいけど、地元民から愛されるロングセラーの苫小牧定番お菓子ですので、ぜひチェックしてみてください。
格安旅行をお探しの方には、ホテルウィングインターナショナル苫小牧がおすすめ。2食付きで1泊6,600円〜泊まることができます。立地もJR苫小牧駅より徒歩約3分という好立地です。
2.永岡温泉 夢の湯(岩手県)
岩手県は内陸部が山岳丘陵地帯として、沿岸部が海食崖や海岸段丘として栄えている、北海道の次に大きな面積を持つ県です。永岡温泉はそんな岩手県の南西内陸部にある金ケ崎町にあるナトリウム塩化物泉の温泉。ナトリウム塩化物泉には、血液の循環を促進させ痛みをやわらげる鎮静効果があります。
夢の湯は100%源泉の掛け流し天然温泉が楽しめる宿です。湯量が豊富なので、手足を伸ばしてたっぷり温泉を楽しむことができます。和室、洋室、特別室という部屋タイプとなっており、宿泊料も格安。日帰り温泉を500円で楽しむこともできます。
実は岩手県は、花巻にある花巻温泉や盛岡にある鴬宿温泉など数々の温泉を有する温泉大国。1000年以上の歴史がある温泉や、岩手の雄大な自然が楽しめる温泉など、温泉巡りにも最適です。
3.アートホテル石垣島 (沖縄県)
沖縄八重山諸島の中心地である石垣島。世界でもめずらしいマンタや青サンゴの群生スポットなどが楽しめる、人気の観光地です。石垣島では遠浅のビーチや海辺に沈む夕陽などが楽しめます。
また、石垣島には各地に鍾乳洞(石灰岩が水によって削られてできた洞窟)があり、石垣島最大の石垣島鍾乳洞や、日本で唯一海とつながっている鍾乳洞である伊原間サビチ鍾乳洞などがあります。
アートホテル石垣島は石垣市街の高台にあります。ビーチや離島ターミナルからも車で10分以下で行くことができるなどアクセスも良好。石垣空港からも車で25分ほどで到着します。ちなみに石垣島のベストシーズンは4月末から5月中旬。5月になると強烈なスコールが始まりますので、その前を狙うのがおすすめです。
4.金剛寺 宿坊 成穂院(長野県)
長野県安曇野市は長野県の中央部にあります。標高3,000メートル級の山々がそびえたっており、多くの登山家たちからも愛されている地域としても有名。安曇野市までのアクセスは、東京駅から新幹線で上田駅まで、上田駅から乗合タクシーで約1時間と良好です。
安曇野市には、雄大な北アルプスとのどかな田園地帯が広がっており、のんびり過ごすのがおすすめ。安曇野ちひろ美術館や安曇野アートヒルズミュージアムなどアートが楽しめる施設も多いため、美術館巡りも楽しめるでしょう。曇野市、松本市、大町市にまたがる大天井岳など登山スポットも豊富で、トレッキングから本格的な登山まで自然を体感できるアクティビティもあります。
安曇野市で格安旅を目指すなら、金剛寺の宿坊・成穂院がおすすめ。韓国仏教の伝統を受け継ぐお寺で、地産の旬の野菜にこだわったお料理が楽しめます。
5.塩原温泉ホテルおおるり(栃木県)
東京からアクセス抜群の旅行先を探している方には、栃木県那須塩原市をおすすめします。那須塩原市は栃木県北部に位置し、東京から新幹線も出ていますのでアクセスも良好です。
塩原温泉郷は箒川の渓谷沿いに連なる11地区の温泉地。塩原十一湯と呼ばれる湯本が点在し、 約150の源泉から湯が湧き出しており、1200年以上の歴史があります。もみじ谷大吊橋は「恋人の聖地」として有名。全長320m、360度のパノラマを楽しみながら空中散歩を楽しみましょう。
塩原ホテルおおるりは、5,830円〜宿泊できる格安ホテルです。温泉街の中心地にあるため、買い物や散策にも便利。貸切露天風呂は完全無料で利用できます。食事は和洋中が楽しめるバイキング。好きなものを好きなだけ食べられるため、お子さんのいるご家族にも最適です。
6.花はす温泉 そまやま(福井県)
福井県南条郡南越前町は、福井県の中央部にあります。南条郡南越前町へのアクセス方法はさまざまですが、大阪から電車を使う場合は大阪駅から南条駅までおよそ1時間50分。JR特急サンダーバードとJR北陸本線を乗り継ぐ方法が最もスタンダードです。
花はす温泉は、そんな自然豊かな南越前町にあります。温泉郷ではなく、宿は1軒のみですが、その分人の密集を避けてのんびり過ごすことができるでしょう。泉質はアルカリ性単純温泉。クセがなくお子さんやお年寄りでも入りやすい温泉です。
そまやまの最安宿泊料金は4,000円〜。宿の後ろには山が立ち並び、自然を感じながらゆったりと過ごせます。なんといっても唯一の宿なので、静かにリラックスしたい方には最適でしょう。食事は福井の名物海鮮料理から蟹満喫コースまでさまざま。せいこ蟹は雌の小ぶりな蟹で、内子と外子が楽しめます。
7.ホテル・トリフィート宮古島リゾート(沖縄県)
沖縄県宮古島市に属する宮古列島の島である宮古島。 沖縄本島から宮古海峡を経て南西に約290 km離れたところにありますが、毎年40万人以上が訪れる人気観光地として知られています。宮古島は1周すると100キロくらい、4時間ほどで回れますので、レンタカーを借りて散策してみるのもおすすめです。また、宮古島は7〜9月に訪れる方が多いですが、実はベストシーズンは比較的過ごしやすく旅行代金が格安になる4月と11月なんだとか。
宮古島の中心地は宮古空港から車で10分ほどのところにある宮古島市平良。飲食店が集中しており、食事やお酒を飲むのに適しています。宮古島の有名なビーチといえば、与那覇前浜ビーチや砂山ビーチ。宮古島には10ヶ所以上のビーチがありますが、ビーチによって海の色に違いがあるのも面白いところです。もちろんシュノーケリングのようなマリンアクティビティもおすすめですが、立ち止まって海を見つめているだけでも幸せな気分になるでしょう。
宮古島で格安で泊まれるホテルを探している方には、ホテル・トリフィート宮古島リゾートをおすすめします。空港から徒歩10分という好立地にありながら、宿泊料金は素泊まりで4,500円〜(2名利用時)。プールも併設されている、シティー型リゾートホテルです。ホテル館内も清潔で、サービスが隅々まで行き届いています。
8.ふれあいの宿 遊遊NASA(徳島県)
阿波尾鶏にすだち、たらいうどんと聞いたらどんな県を思い浮かべますか?そう、徳島県です。徳島県は四国の中でも自然資源が豊富な場所で、リーズナブルなホテルなども多いため、格安旅行をお探しの方におすすめ。西部エリアには大歩危小歩危や一宇峡、南部エリアには太龍寺ロープウェイアドなど、地域によって異なる特色が楽しめます。また、徳島県には四国にある88ヶ所の霊場のうち4分の1以上の寺院が点在しているんだとか。
田井ノ浜海水浴場は徳島県南部に位置する徳島県美波町にあります。ビーチはJR「田井ノ浜」駅下車すぐ。室戸阿南海岸国定公園の中にあり、全長約1kmの白砂の浜で西日本屈指の水質を誇っています。環境省が水質が美しいこと、水辺が清潔であること、水難事故に対する対策がなされていること、などを基準に選定する「快水浴場百選」にも選ばれており、安全に海遊びを楽しむことができます。
田井ノ浜海水浴場周辺の格安宿泊施設といえばふれあいの宿 遊遊NASA。部屋の目の前に海が広がっており、施設内も清潔でスタッフもフレンドリー。お子さん連れのご家族でも楽しめるはずです。徳島の海岸線はなかなか行きづらい場所ではありますが、車でドライブ感覚で行けば、格安で素晴らしい旅行を楽しむことができます。
まとめ
格安旅行には2つのポイントがあります。それは、観光先が格安で楽しめるのか、それとも宿泊施設が格安で利用できるのか、ということです。本記事で紹介したリストは、観光先も宿泊施設も比較的リーズナブルな料金で利用できるものばかり。出発地によって交通費は異なると思いますが、近場の観光地を選べば、きっと充実した格安旅行を楽しめるでしょう。それでは、素敵な旅へ行ってらっしゃい!