投資を始めたいのであれば、おすすめはインデックスファンドです。インデックスファンドは株式もリスクが少ないので、投資初心者にもおすすめすることができます。
インデックスファンドの中でも、海外への投資に興味があるのであれば、S&P500に投資するのがおすすめです。S&P500はアメリカのトップ企業への投資のことで、ローリスクであることから人気を集めています。
この記事では、S&P500についてわかりやすく解説します。これから投資を始めたいという人はぜひ参考にしてくださいね。
S&P500とは
S&P500とは、アメリカの格付け機関としても有名なスタンダード・アンド・プアーズ社（S&P）がニューヨーク証券取引所やNYSE MKT、NASDAQに上場する大型株500銘柄をもとに算出した株価指数のことを指します。日本でいう日経平均株価と同じだというとわかりやすいでしょう。
S&P500でに含まれている銘柄には、Googleやアマゾン、Facebookなどがあり、アメリカ株式市場の時価総額の8割近くを占めていると言われています。そのため、S&P500はアメリカの株式市場の動向を示す指針としても使用されています。
S&P500は、2000年ごろのITバブル崩壊後、2008年のリーマン・ショック時に一時的に下落したものの、2009年以降は右肩上がりに上昇しています。そして、現在では過去最高を記録し続けています。
そのため、多くの投資家がS&P500に投資しているのです。
S&P500へ投資するメリット
S&P500へ投資するには以下のようなメリットが挙げられます。
・米国の株式市場を代表する銘柄群をS&P500連動のETF銘柄を取引するだけでカバーできる
株を購入する場合、自分で営業利益のいい企業を選ばなければいけませんが、S&P500の場合はすでにアメリカのトップ企業500社が選ばれているので、初心者でも簡単に始めることができます。
・資産を海外に分散する際、投資先の選定等の知識がない初心者でも簡単に始められる
投資をする際には、複数に投資をすることが必須です。S&P500では海外に投資することができ、日本国内の株式だけで投資するよりもリスク分散ができます。
・過去最高値を更新し続けている指数なので、中長期の期間で見ると上昇期待がもちやすい
S&P500は近年上昇し続けているため、安定して利益を得ることができます。また、S&P500は短期や中期ではなく、長期投資に向いています。一度購入した後はしばらく取引をする必要がないので、管理が簡単な点が魅力です。
