マネックスカード - 申込方法を学んでメリットを享受しよう

外国株に強いといわれている国内大手証券会社であるマネックス証券。そんなマネックス証券が運営する、投信積立しながら使えるクレジットカードをご存じですか?マネックスカードは、投信積立利用時のポイント還元率は約定金額に対して1.1%という実利を重視したい方におすすめのカード。カードブランドはJCBですので、国内利用にも最適です。本記事では、マネックスカードの特徴や申込方法を解説します。

マネックスカード - 申込方法を学んでメリットを享受しよう
出典 : SBI新生銀行公式サイトより

マネックスカードの素晴らしいところ3つ

マネックスカードはクレジットカードとして使えるだけでなく、投信積立の利用ができるカードです。クレジットカード積立とは、積立金をクレジットカードから自動的に決済するサービスのこと。投資をしながらクレジットカードのポイントも貯められる点が最大の魅力です。

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マネックスカード - 申込方法を学んでメリットを享受しよう
出典 : ODAN

また、マネックスカードはナンバーレスデザインとなっています。表面にカード番号の記載がありませんので、見た目もスタイリッシュですしセキュリティ対策にもなるでしょう。

同モデルのカードと比較してもポイントが貯まりやすい

投信積立利用時のポイント還元率は約定金額に対して1.1%、ショッピング時の還元率も1%とかなり還元率が高いです。例えば毎月5万円ずつ積み立てをした場合、1年間で6,600ポイントも貯まります。年会費についても、1年目は無料で、2年目以降も投信積立を継続すれば年会費が無料に。ちなみに投信積立を行わない場合は年間550円(税込)の年会費が設定されています。

ポイントの交換先が実用的

マネックスカードで貯めたポイントは、dポイントやAmazonギフト券、nanaco、Tポイントなど日常生活でよく使う実用的なポイントに交換できます。SBI証券はTポイントで投資ができますので、マネックスカードで交換したTポイントをSBI証券の投資に回す…なんてことも可能です。また、株式の手数料として利用したり、暗号資産に交換したりすることも可能です。ANA/JALのマイルにも交換できますので、陸マイラーの方にもおすすめします。ちなみにこれらのポイントには即時交換できますよ。

アプラスカードの特典も利用できる

マネックスカードはアプラスカードにより発行されます。そのため、マネックスカードの特典だけでなく、アプラスカードの特典も利用できる点がメリットです。アプラスが運営する会員向けサイト「APLUS NEWS@WEB」の利用もでき、マネックスカードの特典とアプラスの特典の二重取りが叶います。また、ディズニー関連の特典が充実しているなど、カードブランドであるJCBならではの特典もあります。

マネックスカードのデメリット3つ

マネックスカードはクレジットカード利用をしながら投資ができるとして投資家たちから高い評価を得ています。積立はつみたてNISAにも対応しており、マネックスカードでは最大5万円までの積立金のうち33,333円をNISAに充当できるなど評価できる点も多いです。

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出典 : ODAN

しかし、マネックスカードには申し込み前に確認しておきたいデメリットもあります。ここでは詳しく述べませんが、保険が付帯していない点もデメリットの一つ。ここでは、マネックスカードのデメリットを確認していきましょう。

クレヒスを積んでも未来がない

マネックスカードは、投信積立利用時のポイント還元率は約定金額に対して1.1%と高還元率を誇るカードであるものの、ステータス性は低いです。クレヒスを積んでグレードアップ…といった計画も立てられませんので、ステータス性よりも実利を重視したい方に向いているといえるでしょう。

キャッシングの利用可能額の設定が低い

マネックスカードのキャッシング枠は10万円〜99万円ですが、新規入会時は50万円に限定されます。50万円以上の利用枠を希望する場合、収入額を証明できる書類の提出が必要です。一般的に見るとキャッシング枠50万円というのは平均的な数字なのですが、ゴールドカードでは100〜500万なんて場合もありますので、ゴールドカードと比較するとかなり少ないといえるでしょう。

楽天Edyのチャージはポイント対象外

楽天が運営する楽天Edyは、全国およそ100万ヶ所で使える電子マネーとして人気を集めています。楽天Edyを使っている方は多いと思いますが、楽天edyチャージ・BANKITチャージなどはポイント対象外です。楽天Edyのポイントとマネックスポイントのダブル取得ができれば大変お得なのですが、それはできませんので楽天Edyユーザーの方はご注意ください。

マネックスカードの申込資格

マネックスカードは、2021年にマネックス証券とアプラス協業により発行されました。マネックスカードは高校生を除く20歳以上であれば誰でも申し込めます。学生でも申し込みはできますが、マネックス証券の証券総合取引口座がないと申し込みができません。

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出典 : ODAN

また、マネックスカードは家族カードの発行を行っていません。ETCカードの発行は可能ですが、別途1,100円の発行手数料がかかります。

マネックスカードの申込方法

マネックスカードの申し込みは、マネックス証券の証券総合取引口座とセットで行います。マネックスカードの申し込みは、証券総合取引口座へのマイページから申請してください。証券総合取引口座がない場合は申し込みができませんので注意しましょう。ちなみにマネックスカードは、ETCカードを年会費無料・発行手数料1,100円で追加できます。

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出典 : ODAN

1.マネックス証券総合取引口座を申し込みページより開設する
2.専用ページより必要事項を入力する
3.口座開設後マイページよりマネックスカードに申し込む

審査の厳しさを解説

マネックスカードの審査はやや厳しめといわれています。還元率の高さから審査が厳しい点は想像がつくかもしれませんが、半年間のうちに2枚以上のクレジットカードに申し込むのは避けましょう。

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出典 : ISOレパブリック

審査にかかる時間はおよそ2週間です。万が一審査に落ちてしまった場合は、半年以上待ってから再度申し込みを行いましょう。信用情報は6ヶ月でリセットされるため、審査に通る可能性があります。

マネックスカードの審査は比較的厳しいため、職業欄や勤務先情報はしっかり入力するようにしましょう。また、一般的な話ですが、キャンペーンでカード申込者が殺到する時期は機械的な審査を行うため、ちょっとしてポイントで弾かれてしまうことがあります。一度審査に落ちたからといって諦めずに、二度三度トライしてみましょう。

マネックスカードを使う際に覚えておきたいこと

マネックスカード積立の積立日は毎月24日です。買い付け金額はマネックスカードの請求額と一緒に翌月に引き落としされます。ただし、買い付けのタイミングは「毎月」のみ。「毎月」「毎週」「毎日」のように細かく選ぶことはできません。

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出典 : 写真AC

また、マネックスカードの最大積立金額は毎月5万円までです。「少ない」と感じる方もいるかもしれませんが、クレジットカードの与信に基づいて有価証券を購入する場合、月額10万円が上限となっているため、積立金額は少なめとなっています。

最後に、マネックスカードのカードブランドはJCBですが、JCBのカード決済には対応していません。サインや暗証番号なしで決済ができるタッチ決済はJCBユーザーならぜひ活用したいところですが、マネックスカードの場合は対応していませんので注意してください。もしタッチ決済を行いたい場合は、マネックスカードをApple PayもしくはGoogle Payに追加して、QUICPayで決済できます。

マネックスカードの料金と利率

マネックス証券総合取引口座からの出金手数料は330円(税込)ですが、マネックスカードの利用者の場合は月5回まで出金手数料がキャッシュバックされ実質無料となります。カードの支払いは、当月27日払いの5日締めです。

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出典 : ISOレパブリック

・申し込み料 : 0円
・年会費 : 550円(税込)
・マネックスポイント還元率 : 当月の約定金額全体の1.1%
・証券総合取引口座からの出金手数料 : 330円(税込)
・キャッシング利用可能枠 : 10万円~99万円
・リボ払い金利 : 18.00%
・分割払い金利 : 18.00%
・最大積立額 : 毎月5万円まで
・分割払い手数料 : 2回まで無料
・紙の利用明細発行手数料 : 99円(税込)

マネックスカードの運営会社と連絡先

マネックスカードの運営会社は証券業を営むマネックス証券ですが、クレジットカードの発行業務はSBI新生銀行グループのアプラス株式会社が行います。

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出典 : ISOレパブリック

マネックス証券の本社住所は、〒107-6025 東京都港区赤坂1丁目12番32号です。問い合わせ先は発行会社のアプラスまで。カスタマーサポートの電話番号は0570-008-789です。アプラスのカスタマーセンターは比較的つながりやすいといわれていますので、問い合わせはスムーズにできるでしょう。

まとめ

最近ブームのFIREですが、実現するには年間支出の25倍の資産を作る必要があるそうです。マネックスカードは、クレジットカードのポイントを貯めながら毎月コツコツ投資をしたい方におすすめのクレジットカードです。投信積立利用時のポイント還元率1.1%というのは他社カードと比較しても最高率。例えばSBI証券が三井住友カードを使って類似のサービスを提供していますが、この場合の還元率は0.5%となっています。クレジットカード積立は、現金積立よりお得になりますので、ぜひ本記事を参考にマネックスカードの詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。

*クレジットカードの申し込みには常にリスクが伴います。申し込みの際は利用規約を確認し、自己責任で行うようにしてください。

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