FXをする時に欠かせないのが、テクニカル分析です。しかし、チャートにはたくさんの種類があり、FXを始めたばかりだと、どのチャートを利用したらいいかわからないということがほとんどでしょう。
チャートは1つのみを見るのではなく、複数を利用してその後の為替の動きを予想するのが一般的です。そして、多くの投資家が使用しているチャートはほぼ同じです。
この記事では、これだけは知っておきたいという定番のチャートについて紹介します。
トレンドライン
トレンドラインとは上昇トレンド、下降トレンド、横ばいを表すチャートです。
そして、上昇トレンドのときに相場を支えている線を支持線、下降トレンドのときに相場の上値を抑えている線を抵抗線といいます。
また、トレンドラインは、ストップロスを設定するときにも利用できます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、相場の振れ幅を一定期間の価格データから測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するチャートです。
ボリンジャーバンドは通常、アッパーバンド2(+2σのライン)、アッパーバンド1(+1σのライン)、ミッドバンド(移動平均線)、ロワーバンド1(-1σのライン)、ロワーバンド2(-2σのライン)の5本のラインからなります。
移動平均線
移動平均線は、一定期間の平均価格を線でつなぎ、価格トレンドの方向や強さを見るためのチャートです。
移動平均には単純移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均など計算方法によって様々な種類があるのが特徴です。
移動平均線では、「ゴールデン・クロス」と「デッド・クロス」で、買いと売りのタイミングを見極めることができます。
ローソク足
ローソク足はFXには欠かせないチャートで、始値、高値、安値、終値の4本値の値動きを時系列に沿って表したものです。
ローソク足には、1日や1週間、1ヶ月などがあり、これらをもとにそれぞれの期間の根がどのように移動しているのかを知ることができます。
チャートを活用しよう
FXではチャートを活用することで、その後の為替のレートを予想しやすくなります。
チャートは種類が多く学ぶのは大変ですが、まずは今回紹介したものについてよく理解し、テクニカル分析をできるようにしましょう。