リボ払いと分割払いはどちらも品物を購入した料金を数回に分けて後払いする方法ですが、両者の違いは何でしょうか?
利息が違う?支払いの回数が違う?今回は知っているようで知らなかった、リボ払いと分割払いの違いについてご紹介していきます。
3分ぐらいで読め、リボ払いと分割払いの代表的な特徴が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
リボ払いのメリットとデメリット
リボ払いとは、毎月の支払い金額を固定し、金利を追加した金額を支払う方法のこと。例えば10万円のものを購入し、支払い金額を1万円に固定した場合「毎月1万円+金利」を10ヶ月続けることで支払いを終えることになります。
リボ払いのメリットは以下の3つ。
- 毎月支払額が固定されるので家計管理がしやすい
- 分割で支払えるので欲しいものが手に入りやすい
- 繰上げ返済もできるので便利
一方以下のようなメリットもあります。
- 平均15.0%と金利が割高
- お金を使っている感覚が薄らぐので浪費しやすい
- 支払い残高を毎月管理する手間がかかる
リボ払いは毎月の支払い額を固定できる便利さの一方で、金利が高いというのが特徴です。
分割払いのメリットとデメリット
分割払いとは、品物の支払い回数を固定し、金利を追加した金額を支払う方法のこと。例えば10万円のものを購入し5回払いを選択した場合「毎月2万円+金利」を5ヶ月続けることで支払いを終えることになります。
分割払いのメリットは以下の3つ。
- 高額なものも手に入りやすくなる
- 2回までなら金利がかからないことが多い
- リボ払いよりも金利が低い
一方、分割払いにもデメリットがあります。
- 海外の買い物には適応されない
- 選択できる回数はカード会社によって決められている
- 手数料の計算がややこしい
分割払いはリボ払いよりも低い金利で支払いを分割できる一方、支払い回数はカード会社によって決められているというのが特徴です。
リボ払いと分割払いの違い
では、リボ払いと分割払いの違いを表にしてまとめてみましょう。
リボ払い | 分割払い |
---|---|
支払額を固定 | 支払い回数を固定 |
平均金利15.0% | 平均金利12.0%(2回までは無料) |
繰上げ返済可能 | 繰上げ返済可能 |
残高の合計に対して金利がかかる | 1件ごとの明細に対して金利がかかる |
リボ払いと分割払いはどちらがお得?
今回はリボ払いと分割払いの違いについて開設しました。金融庁がまとめた「基礎から学べる 金融ガイド」にもリボ払いや分割払いのことが掲載されていますので、気になる方はチェックしてみてください。
注意 : リボ払いや分割払いを行う際は常にリスクが伴う可能性があります。利用する際は注意してください。