クレジットカードは生活に欠かせない便利なカードですが、盗まれた時にどのように対処したら良いか知っていますか?
クレジットカードが不正に使われて、不当な支払いを命じられたりしたら怖いですよね。
そこで今回はクレジットカードが盗まれたらどうするべき?というテーマで解説していきます。ポイントは3つですので、最後まで読んで緊急時に備えられるようにしましょう。
クレジットカードが盗まれて不正利用されたら?
結果から申し上げると、クレジットカードが盗まれて不正に利用されたとしても、持ち主に支払いの義務はありません。クレジットカードにはほとんど100%「盗難保険」という保険が付帯しているため、不正に使用されたクレジットカードの支払いは保険会社が請け負うことになるためです。
例えば楽天カードやエポスカードの盗難保険は、盗難の届け出をした日から60日遡って適応されますので、広い範囲の被害をカバーしてもらえます。また、警察に届けていなかったり、自然災害が原因で紛失をした場合、身内が使い込んだ場合などは補償の対象にはなりませんので、覚えておきましょう。
ケース | 補償あり/補償なし |
---|---|
盗難に遭った | 補償あり |
自宅に泥棒が入り盗まれた | 補償あり |
ネット上でカード情報が漏洩した | 補償あり |
本人に過失があった | 補償なし |
盗難から2ヶ月以上経っている | 補償なし |
暗証番号も漏洩した | 補償なし |
クレジットカードが盗まれたらやるべき3つの対策
万が一クレジットカードが盗まれたら以下の3つの対策を行いましょう。
- カード会社に連絡
- 警察に連絡
- 支払先に連絡
それでは、一つ一つ詳しく解説していきます。
カード会社に連絡
クレジットカードが盗まれたことに気づいた時にまず一番初めに連絡するのはカード会社です。カード会社に連絡をして紛失したカードを利用停止状態にしてもらいましょう。カードを利用停止状態にすれば、不正にカードを利用される危険性がなくなります。クレジットカードはいつ紛失したり盗難に遭うか分かりませんので、事前にカスタマーセンターの連絡先を把握しておくのがおすすめです。
警察に連絡
クレジットカードが盗まれた、カード会社には連絡をした。ここまできたら、次は警察に連絡を入れましょう。カード会社による盗難保険の申請をする際に、警察に届けた盗難届の売り番号が必要だからです。例えば同じようなカードの盗難事件が起きている場合、届け出を出すことにより犯人が捕まる場合もあります。警察に連絡をするのは少し面倒かもしれませんが、補償や犯人逮捕のために必ず行うようにしてください。
支払先に連絡
クレジットカードが盗まれて、カード会社と警察ともに連絡を終えたら、クレジットカードを利用して支払いを行なっている業者などに連絡を入れましょう。例えば公共料金の支払いをクレジットカードで行なっている場合は、利用停止状態になっているため支払いができません。クレジットカードの再発行ができるまで別の方法で支払いをする必要がありますので、業者に連絡をして支払い票などを送ってもらうようにしてください。
クレジットカードが盗まれたら「盗難保険」を思い出そう
今回はクレジットカードが盗まれた時の対処法についてご紹介しました。繰り返しになりますが、万が一クレジットカードが盗まれたとしても、ほぼ100%のクレジットカードには盗難保険が付帯しているため、カード保持者が不正利用の料金を支払う必要はありません。クレジットカードが盗まれたら慌てずに盗難保険のことを思い出し、冷静にカード会社と警察に届けるようにしましょう。
注意 : 盗難保険の内容については、クレジットカード会社によって異なります。詳しくは、お持ちのクレジットカード会社の利用規約をご確認ください。