クレジットカードを使うときに知っておきたいヒント8選

クレジットカードは使い過ぎてしまって借金まみれになりそうなイメージを持っていませんか?確かに自分の収入を超えた利用は危険です。しかし、クレジットカードの特徴や利便性、危険性を理解しておくことで、日々のお買物がより便利にお得になるのは間違いありません。

そこで本記事ではクレジットカードのヒントとして、クレジットカードを使う上で知っておいた方がいい特徴などを解説していきます。まだクレジットカードを発行したことがない人やクレジットカードの発行を迷っている人はもちろん、現在使っているけどもっと上手く利用したいと思っている人も本記事を読んでクレジットカードを便利に使いこなしましょう。

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クレジットカードを使うときに知っておきたいヒント8選
出典 : ODAN

1.指名と有効期限に加え裏面のサインも確認する

まず、クレジットカードが届いたら確認したいポイントが指名、有効期限、裏面のサインです。指名はローマ字で刻印されているので、間違いがないかしっかり確認しましょう。指名が間違っていなければ、有効期限も見ておきたいところ。

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有効期限は月/年で刻印されています。例えば有効期限が2025年の8月までなら08/25といったイメージです。有効期限が表示されていないクレジットカードの場合は、アプリなどに表示されているケースもあります。ちなみに、有効期限間近になると新しいクレジットカードが送られてくるので、そちらを利用することで変更が可能です。

最後に裏面の白枠内に自分のサインをしておきましょう。サインは漢字・ローマ字・ひらがな・カタカナ何でも構いません。ただし、消えないように油性のマジックペンで記入しておくのがおすすめです。このサインにはカードが本人のものか確認する役割があり、店舗によってはサインがないと使えないこともあります。

2.支払い方法について把握する

クレジットカード払いは店舗やカードによって使える支払方法が異なります。主に、暗証番号・サイン・タッチレス決済で支払いますが、カードの種類によってはタッチレス決済が使えないことや、店舗の機械によってサインが必要だったりタッチレスが備わってなかったりとさまざまです。

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暗証番号を入力する場合は、クレジットカードの読み取り機にカードを挿入して、クレジットカードを申し込むときに設定した4桁の番号を入力します。暗証番号がバレると不正利用に繋がるかもしれないので、周りに見られないよう入力しましょう。サインの場合は、渡された紙にカードの裏面と同じ指名を書けばOKです。

タッチレス決済は店舗にタッチレスが使える機械とカード自体がタッチレスに対応していることが条件で、タッチレス決済のマークが目印になっています。文字通り、カードをタッチするだけで支払いが完了するため、クレジットカードを挿し込むよりスピーディに会計できるのが特徴です。ちなみにタッチレス決済の場合はパスワードの入力が必要ありません。

3.支払い後の決済方法は主に5種類

クレジットカードの決済方法は主に5種類あります。1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、分割払い、リボ払いです。分からないまま使ってしまうと手数料がかかって損をしてしまうこともあります。また、クレジットカードの種類によってはリボ払いしかできないものや1回払いと分割払いしかできないものなどもあるので、自身のクレジットカードがどんな決済方法に対応しているのか確認しておくのも大切です。

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まず、1回払いは名前の通り代金を1回で支払う方法です。1回払いを選んだ場合、代金の合計がクレジットカード締め日の翌月に支払う形になります。基本的に手数料がないため、支払日に商品の金額だけを払えばOKです。2回払いは代金を2回に分ける方法で、1回払い同様手数料はないものの、翌月と翌々月に分けて支払います。手数料を抑えながら分割したい時におすすめです。

ボーナス払いは夏や冬のボーナス時にまとめて支払う方法で、手数料がなくまとまった収入があるときに支払えるため便利です。リボ払いは支払金額に関係なく、毎月の支払いを一定にできます。ただし、手数料があるので注意しましょう。分割払いはリボ払いと少し異なり、指定回数に分けて支払う方法です。こちらも手数料が発生します。

4.利用限度額を超えると利用できない

クレジットカードには利用限度額が設定されています。利用限度額とはクレジットカードで支払える上限金額のことで、利用限度額を超えた買い物はできません。利用限度額は同じカードでも人によってさまざまです。例えば、利用限度額が30万円の人もいれば、100万円の人もいます。

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利用限度額はショッピング枠、ショッピング残高枠、キャッシング枠に分けられており、最大値は総枠です。つまり総枠100万円のカードならショッピング枠100万でショッピング残高枠60万、キャッシング枠50万などで決められています。総枠を超えて利用限度額が設定されることはありません。

主に買い物をするときに重要なのはショッピング枠です。ショッピング枠は所有者のクレジットカード履歴や信用情報を元にクレジットカード会社が決めます。クレジットカードを利用したことがない人は、20万円など少ない金額に設定されることが多いです。もちろん最初から大きい金額を設定して貰えることも。また、キャッシング枠は別途審査が必要になるため、慎重に申し込む必要があります。

5.クレジットカードの限度額は増額できる

クレジットカードの限度額は最初の金額から増額することもできます。これを「増枠」といい、審査に通過することで可能です。増枠の方法はクレジットカード会社によって異なりますが、カスタマーセンターへの連絡やWebからの申込で行えます。

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増枠といえば継続的な増枠が一般的ですが、急な出費で一時的に利用額が増えそうな場合、短期的な増枠申請も行えます。審査には即日~1日程度かかるため、前もって連絡しておくのが無難でしょう。ただし、短期的な増枠なので、期間が終了すれば元に戻ります。

もちろん継続的な増枠も申請できます。ただし、短期的な増枠と比べて審査に通りにくいです。こちらも即日~1日程度審査に時間がかかります。また、自分で申し込んでいなくても、カード会社の判断で増枠されるケースもあり。その場合にはメールやハガキで増枠の通知が届きます。

6.クレジットカードのデュアル発行を知っておくと便利

デュアル発行とは一枚のクレジットカードで異なる国際ブランドを同時に発行するものです。通常の2枚持ちの場合、別の国際ブランドが必要になったとき新たにクレジットカードを申し込む必要があるほか、年会費も2枚分必要になります。

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デュアル発行の場合は最初から1枚のクレジットカードで異なる国際ブランドに申し込め、後から必要になったときに追加カードとして発行可能です。さらに、2枚目のクレジットカードは年会費が優遇されるため、通常の2枚持ちに比べてお得にクレジットカードを持てます。

異なる国際ブランドを持つ必要があるのは、利用できる店舗の幅が広がるため。というのも、国際ブランドは店舗によって扱っているものが異なるからです。例えば、VISAカードを持っているなら、VISA加盟店でしか利用できません。JCBの加盟店で使いたいときはJCBのカードが必要になります。

7.クレジットカードの審査は3〜4月に甘くなる

クレジットカードを発行するときは時期を狙うのも有効な手段です。というのも、クレジットカードの審査は3~4月に甘くなる傾向にあります。なぜなら、カード発行会社が新しい環境になる人をターゲットにしているからです。例えば新社会人や学生(新大学生)など。

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新社会人や学生はまだ収入面でも安定していないことが多く、カード会社もそれに合わせて審査ハードルを下げていることがあります。さらに、この時期はクレジットカードの発行会社が決算を迎える時期。

簡単にいえば家電量販店などのセールのように、クレジットカード会社が最後の一押しとして、契約者を増やしたいと考えているため、審査ハードルが大きく下がっている可能性が高いです。このような理由があり、クレジットカードの申込は3~4月に申し込むのがおすすめと言われています。

8.クレジットカードは信用によって利便性を上げるもの

クレジットカードは現金を支払わなくても商品を購入できますが、これはクレジットカード会社がクレジットカードの所有者に対して信用を持っているためです。つまり信用でクレジットカードは成り立っています。これによって、消費者側は手元に現金がなくても商品を購入できますし、お店側も売上チャンスを逃すことがなくなるので、両者にメリットが生まれる仕組みです。

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クレジットカードを持つことで、日々の生活がより便利になります。第一に現金が無くても商品が購入できること。いちいちATMでお金を下ろす必要がありませんし、時間外で手数料をとられることがないのでクレジットカード決済の方がお得です。さらに、クレジットカード決済を行えば、ポイントがつくため現金で買い物するよりもお得に買い物が出来る魅力もあります。

それだけでなく、現金の盗難リスクを減らせるといったメリットも。例えば、お財布を落としてしまったときやカード自体を失くしてしまったとき、現金だったら確実に戻ってくる保証はありません。しかし、クレジットカードなら利用停止手続きを行うことで、不正利用を防ぐことができます。このように信用によって日々の買い物にメリットが生まれると共にリスク回避も出来るのがクレジットカードです。

まとめ

クレジットカードを使うことで日常の買い物が便利になるだけでなく、現金を落としてしまったときなどのリスク回避にもなります。確かに使いすぎはよくありませんが、しっかり管理することで現金の時よりも収支を見える化することもできますよ。ぜひ今回紹介したヒントを参考にして、クレジットカードによる失敗を避け快適なクレジットカードライフを送ってください!

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