毎日の生活の中で何気なく使っているクレジットカード。
しかし、そもそもなぜクレジットカード1枚で商品の支払いを後払いにできるのでしょうか?本記事では、知っているようで知らなかったクレジットカードの仕組みについて解説していきます。
3分で分かるようにまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードのメリットの歴史
クレジットカードが生まれたのは1950年代のアメリカ。大手クレジットカード会社であるダイナースクラブが発行したのが最初だと言われています。もともとクレジットカードは富裕層向けに作られた娯楽のカードでした。
日本で広まったのは1970年代。三菱UFJやJCBが次々とクレジットカードを発行し一般的に広まっていきました。現在では国内でおよそ2億7千万枚のクレジットカードが発行され、国民一人あたりの保有数は、2枚〜3枚となります。
そもそもクレジットカードとは?

クレジットカードには以下の特徴があります。
- 現金を持ち歩かずに買い物ができる
- 公共料金などの支払いもできる
- ネット上でも支払いを行うことができる
- 申し込みには審査があり利用者の信用によってカード会社が発行
- カード会社の信用によって小売店はその場で現金をもらわずに商品を売ることができる
そもそもクレジットカードを持つには審査が必要。つまり、クレジットカードを持っているだけで「支払い能力がある」と見なされているのです。小売店側もカード会社に対する信頼がありますので、その場で現金のやり取りをせずに商品を顧客に渡すことができます。
クレジットカードの仕組みとは?
クレジットカードの仕組みは以下の4つの手順で行われます。
- 消費者がクレジットカードで商品を購入する
- クレジットカード会社がお店に代金を払う
- クレジットカード会社がお店から加盟手数料をもらう
- 消費者が商品の代金をクレジットカード会社に支払う

年会費無料のクレジットカードがあったり、消費者がクレジットカード会社に商品に上乗せした手数料を払う必要がないのは、お店側がクレジットカード会社に加盟店手数料と呼ばれる決済手数料を支払っているからです。
クレジットカードは信用によって成り立っている
今回はクレジットカードの仕組みについてご紹介しました。
クレジットカードは消費者のクレジットカード会社に対する信頼、クレジットカード会社のお店に対する信頼で成り立っています。お店にとってもクレジットカードがあることで顧客が獲得できたり、売り上げを伸ばせる可能性があるので、消費者・クレジットカード会社・お店全てにメリットのある仕組みだと言えるでしょう。
注意 : クレジットカードの申し込みには常に危険が伴う可能性があります。クレジットカードへの申し込み及び使用は自己責任において行っていただきますよう、お願いいたします。